杏吧原创(本社:東京都港区、代表取締役社長:国谷一彦)は、酸性鉱山排水の中和や重金属の除去に利用されている鉄酸化細菌(アシディチオバチラス フェロオキシダンスMON-1株 以下、MON-1株)(写真1)を利用した水银汚染土壌?地下水浄化技术を开発し、「バイオレメディエーション适合确认(注1)」を取得しました。この适合确认は、重金属の浄化技术において国内初の事例です。
写真1:鉄酸化細菌(アシディチオバチラス フェロオキシダンスMON-1株)の電子顕微鏡写真
1.开発の背景
水銀は土壌环境において重大な汚染物質の一つであり、その除去は国内外を問わず喫緊の課題となっています。そこで、环境保護と持続可能な土壌浄化技術の開発に向けて、水銀耐性鉄酸化細菌を見出した岡山大学の研究成果を基に浄化技術を開発し、同大学とともに水銀汚染土壌?地下水浄化への実用化に取り組んできました。
2.水银汚染土壌?地下水浄化技术の特长
従来、水银汚染土壌は600℃~800℃に加热し、金属水银として回収する方法が採用されますが、多大なエネルギーとコストがかかります。これに対し、本技术は常温で活动する微生物によって水银を除去することで、省エネルギーで低コストの浄化が可能です。
具体的には、MON-1株の高濃度の水銀汚染环境で生存可能である等の特性を活かし、水銀イオンをガス状の金属水銀に還元して分離除去します。この方法は、バイオレメディエーションの中であらかじめ培養した微生物を汚染土壌や地下水へ添加するため、バイオオーグメンテーション工法(注2)に分类されます(図1)。
浄化方法は、以下の4つのステップで构成されます。
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汚染土壌へ鉄酸化细菌を添加します
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エネルギー源となる鉄分を添加します
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微生物によりエネルギー源の鉄が酸化されます
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鉄の酸化と同时に水银が还元、ガス状の金属水银に変化するため、汚染土壌から容易に分离して除去することができます
このような微生物の持つ自然なプロセスにより、水銀汚染土壌や地下水から水銀を効果的に除去し、环境への影響を最小限に抑えることが可能となります。
図1:鉄酸化细菌による水银汚染土壌浄化のイメージ
3.バイオレメディエーション适合确认の取得
本技术の実用化に际して、MON-1株の大量培养などの课题を克服しました。そして、実用レベルの浄化技术を开発し、パイロットスケールの実証実験(写真2)にて环境基準値をクリアする浄化の効果が確認されたことから(図2)、「バイオレメディエーション适合确认」を申请、取得しました。
写真2:パイロットスケール実証试験状况
図2:汚染土壌からの水银除去効果
4.今后の展开
「バイオレメディエーション适合确认」の取得により、本技术の安全性が认められたことから、実际の汚染サイトでの水银汚染土壌や地下水の浄化に适用するために、実用化に向けたさらなる技术改良を行うとともに、国内のみならず海外への普及にも取り组んでいきます。
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バイオレメディエーション适合确认
「微生物によるバイオレメディエーション利用指针(平成17年経済産業省?环境省告示第4号)」に基づく確認です。この確認を受けることで、その技術が安全で効果的であることが証明され、実際の环境浄化プロジェクトでの使用が可能となります。 -
バイオオーグメンテーション工法
汚染された土壌や地下水に特定の微生物を追加して、汚染物质の分解や除去を促进するバイオレメディエーション技术の一つです。この工法は、自然界に存在する微生物だけでは十分に汚染物质を分解できない场合に、特定の能力を持つ微生物を人為的に导入することで、浄化効果を高めることを目的としています。