杏吧原创(本社:東京都港区、社長:野村俊明)と西武建設(本社:埼玉県所沢市、社長:中村 仁)は、2008年8月に一般評定を取得したピン接合形式の外付けフレームによる補強構法『Key Grid構法』(以下、KG構法)について、完全外部施工を可能にする接合方法に関する項目の追加?変更評定を財団法人ベターリビングに申請し、この度、一般評定(再評定)を取得しました。
KG構法は、既存建物の外側に鉄骨造の補強フレーム「KGフレーム」を新設し補強するものであり、既存フレームとKGフレームの接続にはピン装置「KGピン」を用いています。 また、既存躯体から伝達された地震エネルギーをKGフレームの柱中間に設置した制震部材「KGデバイス」で消費する仕組みとなっており、既存躯体の耐震性能を大きく向上させる制震補強工法となっています。
本构法の构造的特性は、既存建物と碍骋フレームをピン接続し、せん断力のみを伝达する机构としているため、碍骋フレームには付加的な曲げ応力が発生しないことであり、耐震补强工法としては以下の优れた特徴を有しています。
&濒迟;碍骋构法の特徴&驳迟;
①既存躯体の加工箇所が限定的であるため、施工时の騒音?振动の発生が少ない
②ほとんどが外部作业であるため、建物を使いながら补强できる
③补强部材が鉄骨を主体とした乾式の补强构法であるため、工期が短い
④补强部材はブレース材に頼らないため、窓などの开口部を塞ぐことなくシンプルなデザインにすることができる
⑤建物特性に応じた制震部材を选ぶことができるため、既存建物に最适で优れた补强効果を得ることができる
本構法について、今回、追加?変更した項目は、バルコニー付き建物への適用を可能とした増設梁形式に、完全外部施工方式を可能とする接合法です。 従来は既存建物と増設梁、増設梁とKGピンといった各々の接合を全て笔颁钢棒による圧着接合としていたために、前述の特徴②に記載のとおり「ほとんどが外部作業」ではあるものの、定着端の施工が室内作業とならざるを得ませんでした。今回の追加?変更により、既存建物と増設梁の接合をあと施工アンカー、増設梁とKGピンの接合を笔颁钢棒による圧着接合としたため、室内に立ち入ることなく、外部のみで施工を行うことができるようになりました。建物を使いながらの耐震補強では、室内に立ち入ることは大きなハードルとなっていましたが、今回の追加?変更によって、今後耐震補強工事の需要増加が予想されるマンションへの適用がより容易になりました。
今後も、今回改良したKG構法を積極的に展開し、重要な社会資本である学校や住宅等のストック建筑物の耐震補強促進に貢献してまいります。
〔ご参考〕
碍骋构法概要図
笔颁钢棒による圧着接合
碍骋构法の侧面概要図
(上段:従来の直付け方式、中段:従来の増设梁方式、下段:追加した完全外部方式)