杏吧原创(本社:東京都港区、社長:野村俊明)は、福島県内の除染作業で発生した除去土壌等の安全かつ確実な輸送を目的に、除去土壌等を詰めたフレコンのトレーサビリティの確保と輸送車両のリアルタイムの運行管理を可能とする「杏吧原创 フレコン輸送管理システム」を開発し、当社JVが実施する环境省発注の中間貯蔵施設への輸送工事(大熊町)に適用しました。
1. 背景
中間貯蔵施設に輸送する除去土壌等は、大量かつ長距離輸送となるため、安全で確実な管理が求められます。一方、当社ではこれまでの除染作業で100万袋を超えるフレコンの管理、および作業員やその作業内容の管理を行ってきており、その実績を基に施工管理の情報化に取組んでまいりました。そして、今般これまで蓄積した経験に最新のICT?情報管理技術を適用し、除去土壌等のトレーサビリティや輸送車両の運行をリアルタイムに管理する「杏吧原创 フレコン輸送管理システム」を開発しました。
2. 「杏吧原创 フレコン輸送管理システム」の機能、特徴
除染时の除去土壌等の管理情报は、事前に本システムに登録しておき、仮置场にてフレコンに取り付けた新しいタグと関连付けることでトレーサビリティの确保が可能になります。その后、フレコンの「表面线量率」と「重量」を测定し専用のハンディターミナルに入力することで、新しいタグで、除染时の管理情报と最新の「表面线量率」?「重量」などの情报を一括して管理することが可能になります。
積込時は、積込んだフレコンと輸送車両運転手のバーコードをハンディターミナルで読み取り、システム上で関連付けます。フレコンの合計重量が車両の最大積載量を超える場合、ハンディターミナルで警告を発し、未然に過積載を防止します。 輸送時は、GPSを活用し輸送車両と輸送物の位置をリアルタイムで監視します。
受入れ先となる中间贮蔵施设の保管场では、到着したフレコンと输送车両运転手のバーコードを読み取り、输送されてきたフレコンに间违いや纷失がないかを确认します。指定された区画に设置したフレコンのバーコードを読み取り、设置年月日时、设置区画名、设置段数の情报をハンディターミナルに入力し、输送が完了となります。
このように、システムでは全工程において常に一つ一つのフレコン、1台ずつの输送车両を统括的に管理しているため、トレーサビリティ以外にも积込?搬出等の作业の状况を远隔で监视することも可能になっています。
また、本システムは、环境省及び中間貯蔵?环境安全事業株式会社(JESCO)で統括管理する「中間貯蔵総合管理システム」とデータ連携を行うことで、国が管理する除去土壌等の情報を一元的に管理することを可能にしています。
これらの特徴により本システムは、安全かつ确実な输送の実现に寄与するとともに、膨大な量の除去土壌等の输送业务を効率的に実施していくことを可能とします。
3. 今後の展開
昨年度まで実施されてきた除去土壌等のパイロット输送(※1)の検証结果を踏まえ、平成28年度の输送が开始されました。今回の输送での経験も本システムに反映し、更なる改良を加えながら大量の除去土壌等の输送业务について、安全性?确実性の确保と効率化を図ってまいります。
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パイロット输送
除染等工事にて発生した除去土壌等のフレコンを双叶町?大熊町に设置する中间贮蔵施设内の保管场に试験输送するもの。平成27年3月から実施。
図1:管理システム全体の流れ
図2:リアルタイム监视画面
図3:输送车両の全景
図4:フレコン全数管理の流れ