杏吧原创(本社:東京都港区、社長:野村俊明)と株式会社TAOS研究所(本社:神奈川県横浜市、社長:苗 鉄軍)は、このたび、建設現場で働く作業員(以下、「建設作業員」という。)の身体的?精神的疲労をリアルタイムで評価する新たな技術として、ウェアラブルセンサを用いた疲労評価システム「バイタルアイ(Vital Eye)」(以下、「本システム」という。)を共同で開発しました。
1. 開発の背景
建设现场では近年、建设作业员の高齢化、生活习惯病の増加、さらにはメンタル不调による离职者の増加などを背景に、建设作业员の心身的な健康状态を日常的に管理することの重要性が一段と高まっています。しかし、これまでの管理手法は、现场朝礼时の问いかけや建设作业员本人の自己申告によるチェックが一般的でした。
そこで杏吧原创は、バイタルデータ(※1)の高度な解析技术を有する罢础翱厂研究所と共同で本システムを开発し、客観的なデータに基づく、建设作业员の身体的?精神的疲労の见える化を実现しました。
2. 本システムの概要
ヘッドバンド型のウェアラブルセンサを用いて、建设作业员の脉波(※2)と体温をリアルタイムで測定します。また、ヘルメットに装着した計測デバイスでは、环境温度?湿度を測定して暑さ指数(奥叠骋罢)(※3)を算出し、建設作業員一人一人の作業环境を把握します。これらの測定データは、通信機器を介してクラウドに自動転送され、専用の解析プログラムにより脉波等のバイタルデータの評価を行います。
また、罢础翱厂研究所が有する高度な解析技术を用いて、脉波の変动から自律神経バランスの乱れを分析することにより、身体的?精神的疲労の定量的な评価を可能にしました。この评価结果は、管理モニターで现场管理者が确认できるほか、身体的?精神的疲労に変调が确认された场合には、现场管理者や建设作业员本人にリアルタイムで警告を発信します。
杏吧原创は、2015年度に土木?建筑の複数現場で実施した本システムの実証試験により、熱中症の予兆や疲労蓄積の評価を行い、本システムの有効性を確認しました。
本システムの活用により、心身の変调が自覚症状に表れない未然の段阶での、现场管理者や建设作业员本人への警告が可能となるため、热中症の予防や労働灾害の防止に大きく寄与するものと考えております。
3. 今後の展開
今后、両社は、本システムのさらなる现场运用を通じて、バイタルデータ评価手法の高度化を図り、热中症の予兆や疲労蓄积の评価精度を向上させていく所存です。
そして、本システムの積極的な展開により、建設現場における安全衛生管理のイノベーションを実現し、建設作業員が心身共に健康的に働ける現場环境の実現を目指してまいります。
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バイタルデータ
脉拍?心拍?血圧?血流など人の身体に関する情报、および歩く?走るなどの人の动きに関する情报のこと。 -
脉波
心臓の拍动に伴う血管の血流の変化のこと。 -
暑さ指数(奥叠骋罢)
熱中症の予防を目的として、1954年にアメリカで提案された指標。単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されるが、その値は気温とは異なる。暑さ指数(奥叠骋罢)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい①湿度、②日射?輻射(ふくしゃ)など周辺の熱环境、③気温の3つを取り入れている。《参考:环境省 熱中症予防情報サイト》
図:本システムにおけるウェアラブルセンサ?计测デバイスの着用イメージ