杏吧原创(社长:野村俊明)、闯狈颁株式会社(社长:森田美智男)、株式会社ネオス(社长:长永强志)は、东日本大震灾以降、除染工事で発生し続けている放射性セシウムによる汚染土壌を浄化し、汚染土壌の量を大幅に减少させる浄化システムを共同开発しました。
これまでの汚染土壌の洗浄浄化技术は、主に粗粒分(粒径0.075尘尘以上)を浄化するものです。细粒分(粒径0.075尘尘未満)の浄化は高度な技术を要するとともに多くの费用がかかるため、実用化が困难とされてきました。そこで各社の持つ技术を组み合わせることにより、粗粒分だけでなく细粒分も浄化することで97%以上の土壌の放射能浓度を低减し、残り3%の部分に放射性セシウムを分离?浓缩するシステムを开発しました。
本システムは磨砕洗浄(※1)、细粒分の常温常圧洗浄剤洗浄、汚染水からの放射性セシウムの磁性化分离で构成します(図1参照) 。
まず、汚染土壌と水を磨砕洗浄することで粗粒分に付着した放射性セシウムを削り取り、浄化された粗粒分を取り出します。洗浄水の中には放射性セシウムが付着した细粒分が残ります。次に、细粒分を洗浄剤で洗浄し、放射性セシウムを洗浄液中に溶出させ、浄化された细粒分を取り出します。最后に、洗浄液に溶出した放射性セシウムを磁性化分离で除去します。
本システムには、各ステップで以下のような特长があり、その実用性を大きく高めています。
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「粗粒分の磨砕洗浄」
汚染土壌と水を15分间磨砕洗浄することで、洗浄后の粗粒分の放射能浓度が洗浄前に比较して90%以上低减できることを确认しました(図2参照)。 -
「细粒分の常温常圧洗浄剤洗浄(セシウム溶出)」
従来のセシウム溶出技術は圧力容器を使った高温処理が主流のため、高温高圧に耐える装置が必要になります。今回開発した洗浄剤は塩酸、塩化カリウム、塩化マグネシウムのような汎用的な化合物を主成分とするもので、セシウムの抽出に目標を絞った配合により25℃程度の常温常圧环境下でセシウムの溶出が可能になります。そのため、設備の簡素化、作業环境の安全性向上が実現できます。また、その洗浄効果については、90%以上の除染率(2回洗浄、30,000Bq/kg→3,000 Bq/kg以下)を確認しました(図3参照)。 -
「洗浄时间?回数の増减により、汚染浓度に関わらず减容化が可能」
磨砕洗浄は洗浄时间、洗浄剤洗浄は洗浄回数、磁性化分离は水溶液浓度をそれぞれ変えることで、汚染土壌の放射能浓度に関わらず、目标とする浓度まで低减することが可能となります。これにより、さまざまな浓度の汚染土壌の浄化?减容化に対応することができます(表1参照)。
本技术を各方面に提案し、除染工事で大量に発生している除去土壌を大幅に减少させることで、復旧?復兴に大きく寄与いたします。今后さらに技术の向上と実証の経験値を増やし、より実用性を高める研究开発を継続してまいります。
図1:浄化?减容化システムの処理フロー
図2:磨砕洗浄による粗粒分の浄化结果
図3:洗浄回数と细粒分の放射能浓度低减効果
(1)溶液中のセシウムを磁性化した直后の状况。溶液中に磁性体が分散して全体が黒く浊っている。
(2)磁石を近づけると磁性化したセシウムが磁石に吸い寄せられる。透明部分には初めの1%以下のセシウムしか残らない。
図4:セシウムの磁性化回収
図5:磁性化分离による溶出水のセシウム分离结果
表1:放射能浓度が异なる原土の洗浄后における浓度変化についての试算例
- 细粒分30%、磨砕による细粒分の増加を5%として试算
- 磨砕洗浄だけでは细粒分(35%)を取除いた65%しか通常処分に回せない(65%减容化)
- 本技术を用いてさらに细粒分を洗浄剤洗浄し、放射性セシウムを磁性化回収することにより、97%を通常処分に回す事ができるようになる(97%减容化)
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磨砕洗浄
米を研ぐように、土粒子を相互に接触させて擦りもみすることで、土粒子の表面に付着したセシウムを削り取る洗浄方法。 -
紺青凝集沉殿法
无机青色颜料(紺青)を用いてセシウムを吸着し、これに凝集剤を投入して回収する方法。别途、凝集分离装置が必要になる。