オフィスエリアと一続きとなったアトリウムからは复数の事业部を一望でき、ここにスキップフロア状に床を设けることで、実験室との行き来が多いワークスタイルを活かした日常的な动线空间とした。また中间踊り场を拡张しフロア间の隔たりを架桥するように共用スペースを配していくことで、天井高さや床レベルの変化の中に多様な场を生み出すこととなった。
このことは、これまでのオフィスに见られる交流のための共用スペースという状况を超え、一人一人がその働き方に合った场所を自由にアトリウムに见出すことができるという、场の多様性と选択性をもたらした。


このようなアトリウムをさらに省エネや快适性の向上と结び付けるため、光?温热环境においても均一に制御されたオフィスエリアとは异なる环境づくりを行った。
アトリウムではトップライトと全周に配されたハイサイドライトにより自然光を拡散光として取り込み、无风状态においても烟突効果による自然换気を促进している。
空调ではクールヒートトレンチを利用した外気取り込みによって省エネ化を図り、成层空调による床吹き出し空调と上部の热だまり形成により、季节ごとの外気温変化にも追従できる穏やかな温热环境を実现した。

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アトリウムからの昼光利用トップライト、ハイサイドライトからの自然光を拡散光として取り込み、アトリウムとオフィスの昼光利用を図る。
热だまりの形成天井部の空间に热だまりを形成させることで居住域の温热环境を安定させる。
サーカディアン照明健康性に配虑し人体の一日のリズムであるサーカディアンリズムに沿って调光?调色运転を行う。
烟突効果による自然换気オフィスとアトリウムの高低差を利用した烟突効果により无风状态においても自然换気を促进する。
外皮の断热强化外壁?屋上の断热を强化し、建筑の断热性能を高める。
クールヒートレンチによる空调换気年间を通じ安定しているピットの地中热を利用し外気の予冷?予热を行い、外调机の省エネを図る。
明るさ感配虑の照明计画アイストップとなる壁面をあかるくすることで少ない照明でも明るさ感を得られる照明计画とする。
天井高さと床レベルの変化スキップフロアにより天井高さ?床レベルに多様性が生まれ、働き方に応じた様々な居场所を作る。
床吹き出しによる成层空调大きな気积を持つ空间に対し居住域を効率的に空调する成层空调の考えに基づき床吹き出空调を採用する。
主导线を兼ねた阶段上の构成アトリウムを主导线とすることで阶段の积极的利用を促す。健康意识向上のため阶段に消费カロリー表示を行う。
照明は、グレアを防ぎ天井や壁に光を拡散させ明るさ感を得るオフィス照明や、人体のリズムに沿ったサーカディアン照明により省エネと健康性の向上を図るとともに、移ろう自然光で満たされたアトリウムと调和させるため
DALI 制御による細かなスケジュール運転をかけている。
こうした外部の光や风の取り込みによる効果やその负荷制御については、设计段阶において环境シミュレーションにより最适化を行った。アトリウムの光?温热环境は、屋内でありながら时刻や天候の移ろいといった外部环境を穏やかに反映する五感に诉える空间を目指し、均一に制御されたオフィスエリアと対になることで新しいウェルネスオフィスの在り方を模索した。
アトリウムは従業員が出会い?働き?リフレッシュする場として、施設統合による一体感と省エネ?快適性?知的生産の向上といったテーマを具現化し、本事業所は ZEBReady、 CASBEE 建築 S ランク、CASBEE スマートウェルネスオフィス S ランクを達成した。竣工後は設備システムのコミッショニング(性能検証)を実施し、エネルギーや環境データの分析?評価?最適化調整を行っている。
コロナ涡においてオフィスに集い働く意义が问われる中、自席だけでなくアトリウムを含めた多様な环境をフル活用することで、健康的で创造的な働き方が可能なオフィスとなることを期待した。

